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水が落ちる、
高いところから低いところに落ちる。
その落差がどのくらいになったら
「滝」と呼ばれるのだろうか?
そんな定義があるのだろうか?
その定義次第ではここには無数に「滝」がある。
でもどうでもいい。
それを「滝」と呼ぼうと、
単なる「段差」と呼ぼうと、
そんなことはぼくにはどうでもいい。
そこには水が流れる一瞬がある。
ファインダーの向こうにある「一瞬」は
その都度違う形をしている。
何千年も、何万年も以前から
ここには水は流れ続けている。
しかも同じ「一瞬」は決してない。
まるで人の人生そのものなのか。
その「一瞬」の積み重ねが
水の流れになり、滝になる。
そして人の「一瞬」の連続が人生になる。 |
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